2006年07月09日

やっと週末

image/siam-breeze-2006-07-09T11:14:21-1.jpg  
   
siam_breeze@モバイル中%Universal JASJAR です。

やっと週末です。
今朝のハノイは曇りですが、いつもより気温も湿度も低めです。

先週日曜日は体重がついに68kg(ベトナムに来てから
マイナス12kg)になってしまったので、今週の夕食はしっ
かりと毎晩食べました。
ただ、帰宅する時間にはハノイでは日本食屋はしまってしまうので、会社近く
の日本食屋にて毎晩夕食を食べています。



さて、一週間がとても早く過ぎ去ります。
週休1日でもぜんぜん時間が足りません。
仕事が山ほどある、ということはいいことなのですが(^^;;;;

早くベトナム人スタッフを育てなくてはなりません。
スタッフの国籍、人数に関係なく、求められるアウトプット
は日本と同じです(当たり前のことですが)。
ベトナムだろうがタイだろうが、求められること、やらなけ
ればならないこと、やるべきこと、やりたいこと、量も質も
「Japanese Quality」。

スタッフのレベルで補えないので、数で補うしかないので、
どんどん採用面接もしています。しかし、この発想はとて
も危険をはらんでいます。いま、人件費が安いから通用
しますが、これを続け、人件費が上昇していくと、言わず
もがなですが企業としてはとても危険な状況になります。
気がつくと企業の Over Head が取り返しのつかないこと
にもなります。タイの日系企業がここ10数年で経験した
ことです。

そんな中で、スタッフの「量と質」を見極めながら
「Japanese Quality」を達成していくのは楽しくもあり、
苦労ばかりでもあり。。。

とりあえずは今、一人のコアになるスタッフを育てるため
に、マネジメントを含めて英才教育中。しかし英才教育の
対象にできるスタッフがほとんどいない!!、というのが
悩ましいところです。僕のスタッフではたった1人しかその
対象に出来ません。これはどの部門でも同じ悩みを抱え
ています。

「給料をもらって働く」ということがこの国の仕組みとし
て、また意識として、まだまだ幼稚です。ベトナムの国営
企業、公務員、ベトナムの資本企業をみていると、昼休み
は2時間とか、私用のために3時頃平気で仕事をやめたり
とか、ただ会社にいるだけでいい、とか。なので日系企業
をやめて国営企業や公務員に転職するベトナム人は多い
です。うまくいけば賄賂もガッポリですし。


また採用面接で99%のベトナム人が言うことは
「日系企業に入れば自動的にプロになれる。給料も地位も
自動的に与えられる。」
ということです。
そこで僕が
「プロになるためには、自らどのような意識を持って、何をしないとイケナイ
ですか?」
と聞くと、みな揃って
「それは全て会社が与えてくれるもの」
と言います。
はじめて面接をしたときに開いた口がふさがらず、
「会社は学校ではありません」
と言ってしまいました orz

また面接時には必ず
「あなたの3年後、5年後のターゲットは何ですか?」
と聞くと、ほとんど人が答えられません。たまに答えられ
る人がいるのでその人に
「ターゲットを達成するためには、あなたはどのような努力を
自分自身でやっていますか?」
と聞くと
「何もやっていない。それは全て会社が与えてくれるもの」
と平然と答えます。
そして、
「だから日系企業を選んで面接に来た」
と。
こちらがまともな感覚でいると、スタッフは誰一人として
採用することは出来なくなります。

また、ぼくは面接時に
「あなたは何ができますか?」
ということは聞きません。これはまったくもって意味がない
質問だからです。(こういうことを面接時に聞いている
日本人もいるようですが、ここベトナムでは意味がないこ
とに気がつかないのかなぁ。面接にくるベトナム人にも
どうやら日系企業の面接対策、というものがあるようで
すし)


僕がベトナムに来たときにスタッフにやったこと、新しい
スタッフを採用したときにやっていることは、
「今の仕事、今の自分を分析して、自ら今年と3年後の
ターゲットを設定しなさい。そしてターゲットを達成するた
めにやるべきことを決めなさい」
ということです。
こういうことすら出来ないのです。
スタッフたちと個人面談を繰り返し、ここまで出来るよう
になって、まずはスタートラインです。そしてやっと仕事を
教えたり指導できたり出来るようになります。


ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、タイとは、日本とは違うこのよう
な環境を楽しんでいたりもします。
このような、人を育てる、組織を育てる、といことは日本では
まずできないことですし。
苦労やストレスが多いですが、それを楽しむようにしています。


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siam_breeze@Mobile in Vietnam
HTC Universal (i-mate JASJAR) + nPOPz + PQz
http://siam-breeze.seesaa.net/
posted by siam_breeze at 11:14| ハノイ ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | ベトナム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
外国での意識の違い。。。本当に大変ですよね。
こと仕事となると特に。
今回たまたま、あなたのBLOGを見つけたのですが
これからも拝見させて頂きます。
頑張って下さいね!!
Posted by maki at 2006年07月09日 12:45
makiさん>
国が違うと国民性も仕事に対する意識も違いますね。
日系企業であれば、どんな国の人と仕事をしようとも、求められる結果は日本と同じですね。
タイ⇒ベトナムと働いてきてますが、それぞれの国民性も違うし、意識も違うし、日本では経験できないことをさせてもらっていると考えています。
Posted by siam_breeze at 2006年07月09日 13:22
タイでも今年になってからは景気が減速したせいで求人もしやすくなりましたが去年一昨年は大変でした。もう金の玉のような物ですね。
とにかく、タイ人は定着率が低いので定期的に確保しないとジリ貧になります。うちの場合は物件探しのために外歩きの営業をどんどん補充しないといけないのですがタイでは外を歩く仕事は日本の3Kに辺り、中々求人がありません。
仮に勤めてもうちでははじめの一週間は外歩きを敢行させますのでます9割が辞めます。
ここで残ったスタッフも3ヶ月でほとんど辞めます。
うちは学歴は中卒でもなんでもやる気があれば採用するのでsiam_breezeさんとはまた違った悩みです。秘書とかオフィス勤務の求人は多いのですがそこらは足りているので(というかこれをさせるには3年以上はいないと任せられない)ほんとにタイ人は歩くのが嫌なんですね。
TAXIもガソリン高で商売にならないと言いながら乗車拒否は良くするしね。
Posted by なじゃ at 2006年07月09日 15:15
うちの会社も同様の問題で悩んでます。
前任者が育て上げてきたタイ人を使って作業をしていますが、「何を勘違いしているの?」てのが多いです。小さな会社なので、ほんの小さな作業ミスが、即、当月の売り上げに影響を与えてしまいます。
「ここは学校じゃない!」とか「責任をもって作業を行いなさい!」なんかは、もう毎日のようにいってますが、なかなか良くならない。それなのに自分の意見は曲げない。そして最後には「会社が何とかしてくれる」と本気で思い込んでます。

僕が思うに「小さなものを一つ一つ積みかせねて覚えていく」しかないんですね。普段の生活の中から。
それをイキナリ「僕にはこれができるから、これは必要ない。」なんていうから、おかしくなる。
段階や順序てのがよく理解できない。
「ステップを踏んで覚えていく」というのが上手に理解できてない。

日本人だって最初からなんでもできたわけではなく、人に怒られながら、間違ったりしながら
段々覚えていくのに、怒られれば→逆ギレそして退社。
間違えば→言い訳そして責任転嫁
というような構図が、悲しいけどインドシナ3国の国々では定着しちゃってるような気がします。

「それは全て会社が与えてくれるもの」も一部はあたっていますが、それは必要最低限のモノは与えるが、それ以外は自分で考え運用してか無ければならないってことに、気づいてないですよね。

道具があっても使えなきゃ、まったく意味が無いことに気づかない。
道具が使えても、それが合ってるかどうかを確認する目が無い。

諸先輩達に比べたら、海外在住期間は少ない私ですが、そう思います。

こういう問題は、いち早く解決しなければならないのですが、いつの時代になっても変わらないものの一つになっちゃってるのがイヤですね。

これがなければ、すごく仕事が楽しくなるはずなのにと私は日々感じています。

僕にしては珍しく長々と書いちゃいましたが、Siamさんが書いた趣旨と違ってたりしたら消しといてください。ではでは



Posted by タイのNOKIA野郎 at 2006年07月09日 19:13
なじゃさん>
確かにタイ人の定着率、、低いですよね。
特にここ数年、明らかに「売り手市場」でしたから。
タイ人に3K職場は、たしかに、無理ですね(^^;;;

NOKIA野郎さん>
さすがに東南アジアで仕事をしていると、おっしゃっていることは全て的確だと思います。
お互い苦労して大きくなりましょう!(身体だけぢゃなくてね(^^))。
Posted by siam_breeze at 2006年07月09日 22:12
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