2006年09月10日
[レビュー] Bluetake i-PHONO mini BT450Rx
Bangkok Returns第三弾のときに、フォーチュンプラザで購入した「Bluetake i-PHONE mini BT450Rx」。
やっとレビューができます。
・メーカーの日本語サイト
・メーカーの英語サイト
BT450Rxは、Bluetooth1.2準拠したBluetoothヘッドフォン、ヘッドセットが同時使用できます。対応しているプロファイルは「A2DP」「AVRCP」「HSP」「HFP」です。
Bluetoothプロファイルはコチラに解説があります。
私が購入したBT450RxのLightパッケージです。これはヘッドフォン本体とUSBチャージケーブルといった最低限のパッケージです。商品としては他に、Bluetoothトランスミッター450Tx(AVRCプロファイル対応)とセットなったものもあります。
<BT450Rxシステム構成図>(クリックすると拡大します)
★細部のご紹介★
左右のヘッドフォン部はワイヤーで結ばれています。右側にパワースイッチ、ボリュームやAVRCに対応したジョグダイアルとマイク、左側に充電コネクタがあります。
耳かけ部は回転し、また耳に直接かかる部分はゴムになっています。このゴム部のため耳への負担は非常に軽いです。ヘッドフォン部はオーディオテクニカの協力で作られています。
パワースイッチと着信ボタン。
ボリュームUP/DOWNや再生/停止/次曲/前曲などを操作するジョグダイアル。
小さい突起がマイク部です。
充電用コネクタ。ゴムラバーキャップ付。一見miniUSBに見えますが、専用コネクタです。また日本のTELEC認証のマークもあります。
充電用コネクタ。ゴムラバーキャップ付。一見miniUSBに見えますが、専用コネクタです。また日本のTELEC認証のマークもあります。
耳に掛けた状態。マイク部と口はかなり距離がありますが、そこそこの音声通話です。
★iPAQ hw6965とペアリング★
通常のBTペアリング手続きでA2DP(音楽再生)、HFP(ハンズフリー)としてペアリングできます。もちろん、同時に2つのプロファイルが使えます。
hw6965のTCPMPで動画ファイルを再生(A2DP)。再生中に電話を着信するとヘッドフォンからププという音がします。着信ボタンを押すと動画や音楽の音が消え、電話に切り替わります(HFP)。着信ボタンを押せば電話が切れ、自動的に音楽再生になります(通話中に音楽再生そのものがストップしているわけではありません)。
PDA SmartPhoneではこのように音楽や動画再生をBTヘッドフォンで、携帯が着信すれば電話へ切り替える、といったことが1台でできてしまいます。
★iPODと携帯電話とのペアリング★
携帯電話は804SS。通常のBTペアリング手続きでハンズフリー(HFP)としてペアリング。iPodはBTを搭載していませんから、Plantronics590A付属のトランスミッターを接続し、BT450Rxとペアリングしました。iPAQの時と同様に音楽再生中に電話を着信しても、切り替えが可能です。電話が終われば、音楽再生に戻ります。
★PCとペアリング★
PCにBTのUSBドングルを挿し、東芝のBluetoothアプリでA2DP、HFPともに接続可能でした。音楽や動画再生、Skypeでも問題なく使用可能でした。しかし、1つのBT-USBドングルではA2DPとHFPの同時接続ができないので、いちいち接続を切り替えないといけません。今度BlueSoleilと東芝のBTアプリの同時接続で同時に2つのプロファイルが使えるかどうか試してみます。
BT450Rxの全体的な感想としては、音質はソコソコ、マイク性能もソコソコといったところでしょうか。音質はPlantronics590Aの方に軍配があがります。長所は軽くかさばらない。この点はPlantronics590Aより手軽です。ちなみに値段はバンコクで2400Bでした。日本では8500円前後で販売されているようです。
<追記>
PCにbilliontonのBTドングル、東芝のBTスタックを用いてみました。
このBTドングルはAVRCプロファイルに対応しているので、BT450Rxの再生/停止、次曲/全曲のジョグダイアルが機能しました。ただし、東芝のBTスタックでは音楽プレイヤーはWindows Media Playerしか選択できないので、WMP使用時にAVRCが機能します。つまりiTUNES使用時にはAVRCが機能しません。
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