2007年06月14日

[ベトナム][通信]海底通信ケーブル切断、盗難の続報

siam_breeze@モバイル中/Treo750vです。

ベトナムと海外との国際電話や通信の
8割以上をカバーしてきた2本の海底
通信ケーブル(TVHとSMW3)うちTVHが
切断、盗難されたいた事件の背景が徐
々に明らかにされてきています。

最初にケーブルの切断が発覚したのは
今年3月。
しかし、6月まで何の対策も取られて
いませんでした。

では、なぜ切断され盗難されたのか?

これは昨年、海底通信ケーブルが敷設
されているバリアブンタウ省が
「使用していない古いケーブルを引き上げ、売買してもよい」
という通達を出したことが発端だったようです。

この通達はケーブルを管理する郵政通
信省にはなんの連絡も無かった、とい
うのが郵政通信省の見解です。

このため、住民たちはこぞってケーブ
ルを引き上げ、切断し、売却していた
のです。
そりゃ、目の前の海に「お金のもと」
が転がっているわけですから、こぞっ
て引き上げていたわけです。
しかし、一住民に「使用されていない
古いケーブル」と「使用中のケーブル」
の見分けなんかつくわけありません。

省は通達を出しただけで、古いケーブ
ルの回収作業の管理なども一切してい
ませんでした。
それどころか、通信ケーブルを引き上
げていた住民を「起訴する」という事
態にもなっています。

何をやっても、どんな結果になっても
「お上(おかみ)は悪くない」
という、ベトナムの典型的な事例でしょう。
(なにせ、政府機関や省庁で違法コピ
ーWindows OSやアプリを使っている人
たちが、民間会社の違法コピー使用を
摘発している国ですから)

日本やベトナムのネット業界、通信業
界にいる知人達もすでにこの事件を知
っており、「こんなことは世界初めて
のことではないか」と驚いていました。

さて、郵政通信省では、6月10日から通
信ケーブル再敷設工事を始めていて、
早ければ7月5日には復旧する見通しを
立てています。

今回の復旧作業の費用は、TVHの契約約
款に従って、ベトナム郵政通信省が25%
負担、タイCATテレコムが44.5%、香港
のリーチ社が20.4%、残りを回線を使
用してる通信インフラ会社が負担するそうです。


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siam_breeze@Treo750v
posted by siam_breeze at 07:58| ハノイ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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