2007年07月19日

[ベトナム]したたかなベトナム人

siam_breeze@モバイル中/Treo750vです。

ベトナム人の「したたかさ」(と、表現しておきます)を象徴する出来事を2
つ。

1つ目。
ベトナムのある地域に工業団地の設立や道路拡張整備が決まったときに、地域
住民が一斉に作物を植え始めました。
地域住民の対する土地整理の補償金は、そこに植樹されている作物によって金
額が異なります。
よりたくさんの補償金を受け取りたいために、今まで荒野だったところに、補
償金が高い作物を一斉に植えていきます。
もちろん作物を収穫するために植樹するのではありません。
こういうことを指示するのは、その地域の共産党や政治家や人民委員会です。
彼らの懐にもたんまりとお金が転がり込むからです。

2つ目。
とある火力発電所建設にで、地域の人民委員会は火力発電所建設に賛成してお
り、政府は税金や海外ODA資金で土地の買収と整地を始めました。
土地の整地が全て終わり、いよいよ建設開始の直前で、人民委員会など地元の
機関は、
「火力発電所の建設に反対。その理由は、住民への健康被害。3km離れた別の
土地に火力発電所を作れ」
と、いうことを言い出しました。
この理由は2つ。
1つは、整地した土地を地元が欲しいと言うこと。
もう1つは、別の場所に建設することで、新たに土地整理のための補償金が手
に出来るため。


日本でも高度成長期には似たようなことが多々ありました。
ただ、ベトナムの場合、外国人の私から見ていると、あまりにも「露骨すぎる」
ように見えてしまう一面もあります。
否定することは出来ませんが、このような国民性であることを理解しているの
としていないのとでは、対応もかなり変わってくると思います。



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siam_breeze@Treo750v
posted by siam_breeze at 08:04| ハノイ ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | ベトナム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
読まして頂いても 何ら驚きも呆れも感じない 不感症の自分に愕然。
おそるべし,ベトナム・ラオス。
# 風邪,おだいじに....
Posted by Nok at 2007年07月19日 12:09
★Nokさん
やはり東南アジアではこういうことがまだまだ当たり前ですよね。
タイでも似たようなことがありましたし。。。
Posted by siam_breeze at 2007年07月22日 10:21
ベトナム人、なりふり構わない感、あります。。。
「恥」とか、「その後」とかは、
頭に無いのでしょうか?
一時的に良い思いできれば良い、
っていう考え方なのかな。。。

日本人とは、思考の仕方が違うのでしょうか。。。
Posted by Rudy at 2007年07月22日 22:06
Meat buns with cardboard fillings のニュースにはタマゲましたが..。
ダンボールでダシをとった phở とか,bánh mì のパンがダンボールなんて いかが? lol

冗談はさておき,ラオスにいると ビジネスでちょっくりやりにくい時があると,んなもん気付け金で解決すりゃええやろ,みたいな発想が浮かんでしまうのは 私自身に猛省が必要です。 はい。
今日の一吼え: ベトナムもラオスも,世の中ゼニや!
Posted by Nok at 2007年07月24日 14:53
やっちゃった..。 pho , banh mi でした。 コートート。
Posted by Nok at 2007年07月24日 14:55
★Rudyさん
まったく同感です。
私はタイ人についてかなり悩んだことがありますが、そのときに友人が
「タイ人は時間軸など考えずに『点』で考えて生きている」と諭してくれました。
妙に納得し、それからのタイ人関係が非常に気楽になりました。
ベトナム人はタイ人とはまたちがった『点で生きている』タイプです。
時間軸で物事を考えたりするのは、かなり高等な能力なのかもしれません。

★Nokさん
確かに「金で解決」というのは間違いなくひとつの解決策だと私は考えています。
ただ、この手は自分の会社のスタッフには使えないし(笑)
Posted by siam_breeze at 2007年07月25日 18:41
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